本文
平成30年度 第1回群馬県観光審議会結果概要
更新日:2018年10月12日
印刷ページ表示
日時:平成30年9月14日(金曜日)15時00分~17時00分
会場:群馬県庁7階 審議会室
1 開会
略
2 会長挨拶
略
3 主催者挨拶
略
4 報告
- はばたけ群馬観光プランおよび平成30年度観光事業について
- 群馬デスティネーションキャンペーンについて
- ググっと群馬観光キャンペーンについて
5 審議
- 平成31年度実施事業の検討について
6 意見交換
【A委員】
- 「県民の余暇」をいかに充実させるかについて、今後検討していただきたい。県民がもっと県内の観光地を使ってもらえるように、県民のための優遇措置も考えてもらえればと思う。
- インバウンドは、増やしていかなければならないが、リスクも高い。災害等、何かあったときにはパタっと止まってしまうので、依存を高めすぎないよう、宿泊業者・観光関係業者へある程度周知が必要である。
- 食は大事な問題であり、レベルアップを図らなければならない。観光地から食のレベルを上げていくことで、地元の人が利用することもあって、全体のレベルがじわじわ上がっていく。
【B委員】
- 地方のDMOはまだ活動が活発になっていないところがある。県の目標は地域の目標にも繋がると思うので、県からご指導いただければと思う。
- 電車から降りて地域のバス料金がわかりにくく乗り方が難しいという意見を、海外の方、お年寄りの方からたくさんいただいている。チケットや周遊券等の取り組みを、話し合って進めていただきたい。
【C委員】
- 富岡製糸場では、今年の猛暑による事故防止のため、重要文化財を解放し、休憩施設としたり、解説等を行った。
- 宣伝ツールとして新聞折り込みを近隣26,000世帯へ実施したが、効き目が無
- かった。インターネット、スマホ等の電波に乗せた発信が効果的と考えられる。
- ぐんまちゃんパスポートについては、QRコードを読み取ってスタンプ取得、集めるとぐんまちゃんの絵が完成するというのが人気がある。
- 外国語が話せるガイドは重宝しているが、外国語ガイドの研修実施にはお金がかかる。県で通訳ガイドセミナーを開催していただければ、参加して、キャリアアップを図っていきたい。
【D委員】
- 「群馬のこけし」というイメージは、全国には伝わりにくい。海外客は「群馬のこけし」ではなく「日本のこけし」ということで入ってきている。「群馬のこけし」を広めるためには、常設展示場の数や、宣伝がまだまだ足りないと感じている。
- インターネット、SNS等を使って宣伝しないと自分たちの物産は浸透していかないと感じている。これから力を入れていきたい。
- 体験教室には海外客が多く来ている状況であるが、英語が話せず、コミュニケーションが取りずらい状況である。なんとかクリアしていきたい。
【E委員】
- 「温泉文化を無形遺産に」という機運はすばらしいことだと思う。
- 日本の温泉は海外から相当注目されており、日本の温泉地を研究する国が増えてきている。
- 温泉の研究をしていないのは我々旅館業者であるという危機感を抱いている。
- これを機に温泉の基本計画のようなものを作っていただき、何とか温泉を群馬から発信していきたい。
【F委員】
- 外国人就労や外国人へのおもてなしについては、これから観光事業者としては、取り組んで行かないといけないものと考えている。また、女性が子供を持っても、サービス業でも安心して働ける環境を整備していくことが、事業者として望ましいのかと思う。
- JTBのおもてなし検定を受けているが、社員の気持ちを上げていくという部分にはすごく役に立っている。外国人スタッフも参加できれば面白いのかなと考えている。
- 伊香保温泉から観光農園等を紹介したいが、なかなか厳しい状態である。バス・タクシー・レンタカー等を活用し、行きたいところにピンポイントに行けるというのが、紹介する側も案内しやすく、整備されれば、DCに向けて盛り上がっていけるのではないか。
- ぐんまちゃんパスポートについては、伊香保ではそんなにスタンプを押すことは多くないが、アプリを使う人は多い。
【G委員】
- インバウンドについては、データマーケティングにより、どういう目的で来るのかをしっかり分析していくことが大事。どうやって群馬を選んでいただけるかを、細かくシミュレーションして見ていく必要がある。
- また、全体として同じ方向で動いていかないと、あれもこれも、になり、ターゲットがぼやけてブランドプロモーションがうまくいかない。プロモーションはピンポイントで絞り込んだなかで、単発では無く、息を長く実施していく必要がある。
- 来年以降、ラグビーワールドカップ、オリンピック・パラリンピックが開催され、好機である。チャンスをどう生かすかを考えながらやっていく必要がある。
【H委員】
- 「食」は国内旅行において大事な旅行の目的になっている。農産業・林業と連動して商品を開発することを改めて行うのはどうか。
- DCでは、中小規模の観光・宿泊施設が参加しやすい、一緒に売っていこうという仕組みが行われることで、キャンペーン自体の裾野・アクションの場が広がる。
- また、どのカスタマーに何をどう伝えるか、をきちんとマーケティングしていくことが重要である。
- 訪日の市場については、「群馬として何を売ったらいいのか」ということを意識してやっていくことが大事である。
- 県の取組・方針について、DMOと連携してやっていくことが大切
- 現在、着地型の商品開発が各地で行われているが、着地型観光で経済を回す、儲けるのは、難易度が高い。地域の方々が楽しめる商品が重要。閑散期も含めて稼働を安定させてくれるのは地元の方である。
【I委員】
- 各事業のやったことに対しての結果分析をし、来年度やることに生かしていただきたい。DC決定は喜ばしいが、チャンスを生かさないと、結果は残らない。
- ここ最近、やるだけでは人は集まらないという印象がある。東京ではいろいろな地域のパンフレットも置かれているため、いかに目玉のイベントを実施し、分かりやすいビジュアルにするか等を考える必要がある。
- 前回の群馬DCでは、震災で意気消沈しているとき、そろそろ出かけたいという時期で、SLがひとつのキーワードになり、目玉になったと思う。ひとつでも、分かりやすい、観光客に訴えるものが必要
- どこの地域においても、二次交通はなかなか難しいと思うが、意外とこんな所にも、という感じでバスが通っていることがある。パンフレットでも、「~バス停から○○分」、だけではなく、「~行きの、~会社のバス」といった、観光客目線の情報のフォローが大切