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県立図書館の在り方検討委員会(第7回)議事概要
更新日:2023年1月5日
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1 日時
令和4年8月2日(火曜日)17時~18時30分
2 場所
ウェブ会議(教育委員会会議室)
3 出席者
委員6名、事務局7名
4 議事
群馬県立図書館の在り方検討報告書(案)について
事務局から、報告書案について説明し、意見を伺った。また、県立図書館と新前橋市立図書館との機能統合の方向性についても説明し、意見を伺った。
主な委員意見
- 20年後の県立図書館を取り巻く環境は、単なるデジタル化ではなく、社会が「Society 5.0」へ移行することで、人とモノがつながり、様々な知識や情報が共有され、今までにない新たな価値を生み出すことで、これらの課題や困難が克服される可能性があることを前提とした方が良い。
- 20年後は、自動貸出機や自動返却機の導入、スマート・ロボットによる警備・来館者案内・図書移送、xR技術やデジタルサイネージの図書館サービスへの展開など、一段階具体的な記述があっても良い。
- 電子書籍サービスは、障害者向けのメリットだけでなく翻訳ソフトよる多文化共生サービスのメリットにも繋がることに触れたほうが良い。
- 情報のハブについては、もう少し言及した方が良い。情報のハブとは、利用者に適切な情報を提供するために作り上げられる様々な資源を有機的に結び付けたものであり、「Society5.0」では、人、資料(情報)、道具、場所といった資源を重層的に活用可能になる。
- デジタルシチズンシップ教育が必要な理由を記載した上で、群馬県では始動人の育成のためにデジタルシチズンシップ教育が必要と整理してはどうか。
- 未設置町村における読書環境整備等の支援について、基礎自治体に対する県としてのサポートだけではなく、近隣市町村間の連携強化等の調整や旧郡単位での複数自治体での施設整備の調整なども講じていくのが良いのではないか。
- 図書館運営や各種事業展開において、産業界・学術界・ソーシャルセクター等と積極的に連携していく、ということを明確に述べた方が良い。
- デジタルデバイド対策は官民連携して行うものであることを踏まえた上で、デジタルデバイドの解消に向けて、県立図書館が行う具体的取組などを記述できると良い。
- 県立図書館と新前橋市立図書館との機能統合の方向性については、県市で協議中とのことで理解した。