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第7回三県知事会議の結果概要
更新日:2014年4月28日
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平成26年4月17日(木曜日)に新潟県で開催された第7回三県知事会議では、これまでの検討成果を踏まえて意見交換を行い、さらに連携を進めることで合意しました。
1 合意事項
(1)空港を活用した相互観光の推進
- 「縦断ゴールデンルート」のPRについて、特にタイからの観光客の誘客を促進する。
- 国内における三県共同観光PRを継続するとともに、北陸新幹線開業を見据え、関西方面で三県合同の観光PRを実施する。さらに、北陸新幹線沿線の長野、富山、石川を加えた6県による観光連携を、担当課長レベルで検討していく。
(2)対岸貿易による産業振興の共同研究
- 三県の中国事務所の相互協力、県人会との連携や、海外見本市への共同出展を検討する。
- リダンダンシー(京浜港との代替性)から、新潟港を利用する荷主に対する個別・具体的な情報提供を強化する。
- 時期を捉え、新三国トンネルの早期完成、海外における食品の輸入規制の早期解除について国に働きかけていく。
(3)三県農業系公設試の連携による調査・研究の効率的推進
- これまでの取組により一定の成果を得ることができた。
- 今後は、高温に強い米の品種改良の研究や、コクチバスの駆除に使用する電気ショッカーボートの相互利用の検討など、担当者間での連携を継続する。
(4)「三県防災協定」に基づく取組状況と首都直下地震への対応
- 引き続き、首都直下地震への対応として、広域避難体制の整備や災害時の物資調達を検討。
- 防災訓練等における連絡員の相互派遣、新潟県防災グリーンツーリズムの取組及び住家の被害認定調査研修を継続。
- 本年2月の大雪の教訓を踏まえ、平時からの協力体制を強化。
(5)医療体制の整備
- 医師確保などに関して、国への働きかけを行うとともに、広域連携により効率的な救急搬送を行う。
(6)個人住民税の特別徴収推進
- 埼玉県からの新たなテーマとして提案。各県の事情に応じて、特別徴収を推進するとともに、効果的な取組方策を共同で研究する。
- 取りまとめは、埼玉県で行う。
(7)和食文化の活用
- 今回、群馬県からの新たなテーマとして提案。三県で和食の活用策などを検討する。
- 取りまとめは、群馬県で行う。
2 次回の開催
埼玉県主催で開催する。