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第6回三県知事会議の結果概要
更新日:2013年9月4日
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平成25年8月26日(月曜日)に群馬県で開催された第6回三県知事会議では、これまでの検討成果を踏まえて意見交換を行い、さらに連携を進めることで合意しました。
1 合意事項
(1)空港を活用した相互観光の推進
- 「縦断ゴールデンルート」のPRについて、メディア招聘などを具体的に進めるほか、日本の食の世界に向けた発信を検討するなど、「縦断ゴールデンルート」の定着・ブランド化を推進。
- 国内における三県共同観光PRを継続するとともに、北陸新幹線開業を見据え、関西方面への三県合同での観光PRの方策を継続して研究。
(2)対岸貿易による産業振興の共同研究
- 三県での見本市共同出展を継続していくほか、三県の中国事務所の相互協力、中国における県人会ネットワークの相互活用を推進。
- 新潟港の活用については、三県の荷主へ引き続き情報を提供。
- 新三国トンネルについては、時機を捉え、国に早期完成を働きかけ。
- 海外における食品の輸入規制の早期解除に向けた働きかけについて検討。
(3)三県農業系公設試の連携による調査・研究の効率的推進
- 現在検討している農業、水産、畜産分野での連携について、課題などを整理し、具体的な成果につなげる。
- 各分野での情報交換や、各県の成果発表会への相互参加を継続し、「顔の見える関係」を深め、更なる協力体制を構築。
(4)「三県防災協定」に基づく取組状況と首都直下地震への対応
- 広域応援に係る共同研究として、避難者の受入れ体制や供給物資の情報整理など首都直下地震への対応や、各県連絡員の相互応援に関する仕組みづくりを検討。
- 「平時からの取組」として、防災訓練における連絡員の相互派遣、新潟県防災グリーンツーリズムの普及、三県合同の被害認定調査研修を継続。
(5)医療体制の整備
- 今回、新たなテーマとして、三県における対策や課題など、幅広く意見を交換。
- 今回の意見交換を踏まえ、次回の会議に向けて、三県で共通する課題を整理するとともに、国への働きかけなど連携の可能性について検討。
(6)次世代自動車に関する共同研究の整理
- これまでの研究により一定の成果を得ることができたため、今後は、研究会というスタイルをとらず、担当者間で情報交換を推進。
(7)松くい虫被害に係る対策・課題の整理(8)鳥獣被害に係る対策・課題の整理(9)生活サポート産業に関する規制緩和要望の整理
- (7)~(9)については、本日の会議において、課題などを整理。
- 今後も、三県で連携を密にして、情報交換を継続するほか、(9)生活サポート産業については、三県で規制緩和を国に求めていくため、調整を継続。
(10)その他、意見交換
- 三県におけるいじめ対策の取組状況について意見交換を行い、今後も情報交換などを通じて連携していくことで合意。
2 次回の開催
新潟県主催で開催する。