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平成23年度観光客数・消費額調査(推計)結果
更新日:2013年1月1日
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平成23年度の観光入込客数は、5,881万人(前年度比1,000千人減、-1.7%)となり、同じく観光消費額は、1,853億円(前年度比62億円減、-3.2%)となった。
平成23年度は、東日本大震災による自粛ムード及び福島第1原子力発電所の事故による風評被害等で、春先に入込客数が大きく落ち込んだ。その後も、台風6号・15号による風水害など、悪要因が重なったが、群馬DCの効果で7月~10月には昨年度を上回る入込となった。しかし、風評被害及び冬場の降雪に恵まれなかったこと等により、その後はまた前年割れとなり、年間でも入込客数、消費額ともに減少した。
1 観光入込客数について
主な増減要因
- 群馬DCの効果や集客企画のヒット等により、みなかみ町「水上温泉地区」(+136千人)、渋川市「伊香保グリーン牧場」(+116千人)、安中市「アプトの道」(+114千人)などで増加した。
- 東日本大震災及び福島第一原子力発電所事故の風評被害による直接的な影響のほか、多くのイベントが中止や規模縮小に追い込まれたこと等により減少した。
年度 | 観光入込客数 | 増減 | 率 | 日帰り | 宿泊 |
---|---|---|---|---|---|
平成23年度 | 5,881万人 | -100万人 | -1.7% | 5,167万人 | 714万人 |
平成22年度 | 5,981万人 | -44万人 | -0.7% | 5,266万人 | 716万人 |
平成21年度 | 6,025万人 | -273万人 | -4.3% | 5,295万人 | 730万人 |
2 観光消費額について
- 観光入込客数の減少、及び東日本大震災後の消費低迷に伴い、観光消費額は入込客数より大幅に減少した。
- 日帰り客の消費額総額が宿泊客を上回る状況が平成20年度から続いている。
年度 | 観光消費額 | 増減 | 率 | 日帰り | 宿泊 |
---|---|---|---|---|---|
平成23年度 | 1,853億円 | -62億円 | -3.2% | 1,003億円 | 850億円 |
平成22年度 | 1,915億円 | -26億円 | -1.3% | 1,046億円 | 869億円 |
平成21年度 | 1,941億円 | -69億円 | -3.4% | 1,045億円 | 896億円 |