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県債
更新日:2011年3月1日
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私たちの家計でも家を建てるときなどは、ローンを組むと思います。これと同じように、県債とは、地方公共団体が主に建物や施設をつくるため、銀行などから長期(1年以上)でお金を借り入れることを指します。
例えば、学校や病院、道路や橋など大きなものをつくるときなどは、一度に多額のお金が必要となります。そのため、県債でお金を借りて工事代金などを支払い、その後、何年かにわたって計画的に返済をしていきます。
完成した建物や施設は、県民のみなさんに長くお使いいただくので、県債には、次の世代の人たちにも税金により返済を負担していただくという意味もあります。
なお、本県では、政府や銀行などからのほか、県民のみなさんから広くお金をお預かりし、県政に参加していただく「ぐんま県民債」を発行しています。
銀行などからお金を借り入れる場合、他にも一時借入金というしくみがあります。一時借入金は、現金が不足した場合などに短期(数日から数ヶ月)で借り入れるもので、年度(4月1日~翌年3月31日)内に返済をしなければならない点で、県債とは区別されています。