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一時借入金

更新日:2011年3月1日 印刷ページ表示

一時借入金とは、その時々の経費の支払いにあてるため、銀行などから短期(数日から数ヶ月)で借り入れるお金のことを指します。

県には、みなさんからお預かりする県税や国からの地方交付税など、様々な収入がありますが、1年を通してみると、多い時もあれば少ない時もあります。また、支払いが多い時には収入も多いかというと、必ずしもそうではありません。

一時借入金は、このように現金が不足した場合などに、一時的にお金を借り入れて支払を滞りなく行うことにより、福祉や教育など県の大事な仕事に支障が生じないようにするためのものです。

ただし、借入金が大きくなり過ぎるのを防ぐため、限度額(借り入れの最大額)が設けられており、本県の場合は2,000億円までとなっています。

なお、銀行などからお金を借り入れる場合、他にも国の国債と同じように県債(起債)というしくみがあります。県債は、長期(1年以上)にわたって計画的に返済していく点で、一時借入金とは区別されています。