本文
県営水道の耐震化の取組状況について
更新日:2020年4月1日
印刷ページ表示
浄水施設について
日本国内においては、1995年の兵庫県南部地震(震度7、マグニチュード7.3)、2004年の新潟県中越地震(震度7,マグニチュード6.8)、2011年の東北地方太平洋沖地震(震度7,マグニチュード9.0)など、震度6以上の大地震は年平均1.3回の頻度で発生しており、大地震が発生する度に耐震基準が見直されてきました。東北地方太平洋沖地震後においても被害状況を踏まえて検証されたことから、群馬県においてもこれらを踏まえ、水道事業耐震化計画(案)を策定中です。その後、各浄水場毎の耐震化計画を策定し、これに基づき順次耐震化を行っていきます。
管路について
2水道の管路は、ダクタイル鋳鉄管と鋼管を使用しており、また、管路布設箇所の地盤は多くの箇所が洪積層であり良い地盤であるため、耐震性能を有しています。
なお、露出部である水管橋については、他県において、東北地方太平洋沖地震の際に水管橋が被災し2週間通水停止という事態が発生した事例があったため、順次耐震化工事を行いました。