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管理総合事務所の事業概要
管理総合事務所は公社総合ビル(前橋市大渡町)内にあり、県営水力発電所の運転と機械の状態の監視を一か所から行っています。
業務内容の紹介動画「3分でわかる管理総合事務所」(tsulunos.jp)<外部リンク>をぜひご覧ください。
公社総合ビル
監視制御室
発電所の運転・監視・制御
発電所の監視・制御は、当初各発電所単位で行っていましたが、昭和40年代には水系別に設けた発電事務所からの随時監視制御となりました。
近年の技術の進歩に伴い、制御技術の分野は計算機による集中制御を導入することが増えてきました。こういった社会の潮流を背景に設備の近代化の気運が高まり、一極集中化により事業の効率的な運用及び管理体制の強化を図るため、制御統合化事業が計画されました。
発電所の制御統合化事業は、前橋市の公社総合ビル内に監視制御装置を設置し、県営水力発電所の運転監視制御を行うもので、平成6年度から8年度までの3カ年で実施され、平成9年度に管理総合事務所が発足しました。
機器構成
制御用計算機に系統盤・水系盤及び操作卓などを付加したシステムで、監視・制御・記録等に係わる全ての情報がCPU(中央演算処理装置)で処理されます。CPUは二重化され、その他集中制御機器の主要な部分である無停電電源装置、データ中継装置、各機器を結ぶLAN及びプリンタ類も同様に二重化構成しています。また、専用回線も光とメタルで二重化されています。
事業概要
所在地
前橋市大渡町一丁目10-7 公社総合ビル3階
総事業費
約27億円
沿革
平成7年1月 発電所制御統合化機器 製作据付工事発注
平成7年8月 各発電事務所遠方監視 制御取替工事等発注
平成8年9月 現場試験
平成9年1月 試行運転開始
平成9年4月 運転開始
平成23年度 監視制御システム改修