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吾妻発電事務所管内の発電所(1)
更新日:2011年3月1日
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中之条発電所
砂防と発電の共同事業により設置された中之条ダムを利用したダム水路式発電所です。
昭和35年2月に運転を開始しました。
- 【所在地】吾妻郡中之条町
- 【最大出力】11,000キロワット
- 【最大使用水量】12.1立方メートル/秒
中之条発電所
四万発電所
四万温泉街の入口付近の四万川に設けた取水堰から取水した水を、約4.2キロメートル下流の水槽に導いています。水槽の水位調整により24時間連続稼働しています。
昭和36年5月に運転を開始した水路式発電所です。
- 【所在地】吾妻郡中之条町
- 【最大出力】5,000キロワット
- 【最大使用水量】4.8立方メートル/秒
四万発電所
湯川発電所
吾妻川は草津温泉付近から流出する強酸性水のため生物は生存できず「死の川」と言われていました。しかし、河川の水質改善のため、中和工場と中和により生じる沈殿物を集積するための品木ダムが建設され、現在は国により管理されており、魚の棲む川へ甦りました。
湯川発電所は、中和した水を使い発電します。昭和40年12月に運転を開始したダム水路式発電所で、電力の供給のみでなく吾妻川全体の水質調整にも寄与しています。
- 【所在地】吾妻郡中之条町
- 【最大出力】8,200キロワット
- 【最大使用水量】4.5立方メートル/秒
湯川発電所
広池発電所
湯川発電所で使用した水を下流に設けた取水堰から取水し、途中の渓流からの取水とあわせて発電します。
昭和61年7月に運転を開始た水路式発電所です。
水車の制御方法は、従来の圧油操作に替え電動操作とし設備の簡素化を実施しています。
- 【所在地】吾妻郡中之条町
- 【最大出力】4,200キロワット
- 【最大使用水量】6.5立方メートル/秒
広池発電所
矢倉発電所
六つの川から取水して発電します。発電に使う水が酸性水のため、トンネルや水車などには耐腐食対策を行っています。
昭和58年10月に運転を開始した水路式発電所です。
- 【所在地】吾妻郡中之条町
- 【最大出力】7,800キロワット
- 【最大使用水量】7.0立方メートル/秒
矢倉発電所