ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織からさがす > 企業局 > 発電課 > 発電所Q&A

本文

発電所Q&A

更新日:2024年10月8日 印刷ページ表示

発電所Q&A(よくある質問とその回答)です。

質問(下記質問文をクリックしてください。)

  1. 企業局でいちばん大きい水力発電所、いちばん小さい水力発電所はどこですか?
  2. 企業局でいちばん古い水力発電所はどこですか?
  3. 発電所で作られた電気は、どのように運ばれて家庭に届くのですか?
  4. 電流、電圧とはどんなものですか?
  5. 企業局の発電所で作った電気は県内で使われる電気のどのくらいを占めているのですか?
  6. なぜ、水の力で電気が発生するのですか?
  7. なぜ、水力発電所は山の方に多いのですか?
  8. 発電所はどこで運転しているのですか?
  9. 企業局発電課に水力発電所はいくつあるのですか?
  10. 群馬県ではどんなものを使って電気を作っているのですか?
  11. どうして太陽の光で電気ができるのですか?
  12. ダムの水は何に使われているの?
  13. 川に堰のあるところでは、魚は川を下れないのですか?
  14. 雷はどうして起きるのですか?
  15. 水力、風力、太陽光の電気は同じですか?
  16. 吉岡風力発電所は、なぜ廃止したのですか?
  17. 高浜発電所は、なぜ廃止したのですか?

質問1 企業局でいちばん大きい水力発電所、いちばん小さい水力発電所はどこですか?

回答1 いちばん大きい水力発電所は、渡良瀬発電事務所管内にある小平発電所で最大出力36,200キロワット、いちばん小さい水力発電所は、吾妻発電事務所管内にある中之条ダム発電所で最大出力51キロワットです。

質問2 企業局でいちばん古い水力発電所はどこですか?

回答2 昭和33年5月に運転を開始した利根発電事務所管内にある桃野発電所です。

質問3 発電所で作られた電気は、どのように運ばれて家庭に届くのですか?

回答3 発電所で作られた電気は、高い電圧(66,000ボルトから154,000ボルト)で送り出されます。送電線を通り、途中でいくつかの変電所で電圧を下げます。最後は家庭などで安全に使える電圧(100ボルトまたは200ボルト)にまで下げられて家庭に届きます。

質問4 電流、電圧とはどんなものですか?

回答4

  • 電流…電気が電線の中を流れる強さのことです。単位はアンペア(A)で表します。
  • 電圧…電気を流そうとする圧力のことを電圧といいます。単位はボルト(V)で表します。

100ボルト(V)の場合は、100ワット(W)の電球には、1アンペア(A)の電流が流れます。
ワット(電力)…電気のエネルギーを使って仕事をする能力の大きさです。
1キロワットアワー(キロワット時)=1,000ワットアワー、1メガワットアワー(メガワット時)=1,000キロワットアワー

質問5 企業局の発電所で作った電気は県内で使われる電気のどのくらいを占めているのですか?

回答5 群馬県内全体の電力消費量の約5.4%をまかなっています。(令和3年度(2021年度)分)

質問6 なぜ、水の力で電気が発生するのですか?

回答6 水が高いところから低いところへ流れ落ちるときの力(エネルギー)を使って水車を回します。その回転を利用して、発電機内の磁石とコイルが、近付いたり離れたりするときに電気を生み出します。

質問7 なぜ、水力発電所は山の方に多いのですか?

回答7 水力発電所は、たくさんの水が連続してある場所が適しています。そして、落差(水をためたところから発電所までの高さの差のこと)が大きいところが適しているために山の方に多くあります。

質問8 発電所はどこで運転しているのですか?

回答8 運転を行っているのは、制御所(群馬県の場合、管理総合事務所)と呼ばれるところです。ここで県内の発電所を24時間体制で運転監視制御しています。

質問9 企業局(発電課)に水力発電所はいくつあるのですか?

回答9 水力発電所は、33カ所あります。(令和3年(2021年)4月時点)

質問10 群馬県ではどんなものを使って電気を作っているのですか?

回答10 群馬県で行っている発電事業では、水の力を使った水力発電所、太陽の光を利用した太陽光発電所があります。

質問11 どうして太陽の光で電気ができるのですか?

回答11 シリコンなどの半導体が光を受けて電気を発生する現象を利用して、太陽の光エネルギーを直接電気に変換することができます。

質問12 ダムの水は何に使われているの?

回答12 川の水量が多い時期にダムに貯め込んだ水を川の水量が少ない時期に流すことにより、安定した量の水を下流に流せます。下流に流れる水は、最初にダムの直下で電気を作るための発電用水として利用され、次に下流で利用される生活用水(水道用水)、工業用水、農業用水として使われています。

質問13 川に堰のあるところでは、魚は川を下れないのですか?

回答13 発電所や川の中に構造物を作る前に、生物の調査を行ってから建設します。魚の住む川では、魚道という魚の通り道を造り、魚が上ったり下ったりできるようにしてあるところもあります。

質問14 雷はどうして起きるのですか?

回答14 湿気を含んだ非常に強い上昇気流が発生していて上空の温度が氷点下以下に下がっている場合に雷雲ができて、この雲の中にプラスの電気とマイナスの電気(静電気)が溜まります。溜まった静電気が雲と雲の間や雲と大地の間で放電する現象が雷です。

質問15 水力、風力、太陽光の電気は同じですか?

回答15 それぞれ起こされる電気には多少の違いがあります。

  • 水力…交流の電気です。落差と水量により出力が決まります。出力は安定しています。
  • 風力…交流の電気です。風の強弱が出力の大小となります。出力変動は一番大きいです。
  • 太陽光…直流の電気です。直流から交流に変換するためのインバータ(直交変換器)が必要になります。太陽の日射量により出力が変動します。

質問16 吉岡風力発電所は、なぜ廃止したのですか?

回答16 国との共同事業にて設置し、平成11年(1999年)4月に運転を開始した吉岡風力発電所(出力300キロワット)は、20年目を迎え、老朽化に伴い、安全な保守管理体制の確保が厳しくなったため、平成30年(2018年)9月をもって廃止しました。

質問17 高浜発電所は、なぜ廃止したのですか?

回答17 高浜発電所は高崎市が運営する高浜クリーンセンターからの蒸気を利用して発電をおこなう仕組みでしたが、施設の老朽化による高浜クリーンセンターの建て替えに伴い、令和6年(2024年)8月をもって廃止しました。

電気事業トップページへ企業局ポータルサイトへ

群馬県の発電所ページへ戻る