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群馬県営住宅長寿命化計画
更新日:2023年3月30日
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1.計画の目的
・県営住宅の適切なストックマネジメントを行い、長寿命化に資する予防保全的な管理や改善を計画的に推進することで、ライフサイクルコスト(LCC)の縮減及び財政負担の平準化を目指します。
2.計画の対象
・県営住宅99団地、508棟、9,991戸及び団地に附帯する共同施設等
3.計画の期間
・令和5年度から令和14年度
【中長期(30年間)の見通しを踏まえた当面10年間の計画】
4.基本方針
- ニーズ減少を見据えた県営住宅の集約・再編
- 財政状況を踏まえた実現可能な整備
- 地域特性に基づく県と市町村の役割分担
- 県営住宅におけるカーボンニュートラルの実現
5.要支援世帯数と管理戸数の推移
- 県営住宅で対応すべき要支援世帯数※は、30年後の2052年度に8,283世帯へ減少する推計です。
- 要支援世帯数の減少に合わせて、管理戸数を縮減します。
※住宅確保要配慮者世帯数推計支援プログラム(令和3年改訂版)により算出した県内の要支援世帯数のうち、現在の県営住宅と市長村営住宅の管理戸数の比率(3:7)で按分した世帯数
6.事業手法の選定
・2023年度から2052年度までに、各県営住宅で実施する事業手法は以下のとおりです。
事業手法の選定 | 戸数 |
---|---|
建替(2023~2032年) | 20 |
建替(2033~2052年) | 326 |
長寿命化改善+住戸改善 | 1,210 |
長寿命化改善 | 4,620 |
維持管理 | 2,107 |
用途廃止(2023~2032年) | 201 |
用途廃止(2033~2052年) | 1,058 |
用途廃止(解体なし) | 449 |
総計 | 9,991 |
7.ライフサイクルコスト(LCC)とその縮減効果
・長寿命化改善を行う全棟でLCCの縮減効果があり、平均で約2,250千円/戸・年縮減されます。