本文
【昭和56年8月22日】台風15号による利根川増水状況(写真)
更新日:2011年3月1日
印刷ページ表示
昭和56年(1981年)8月の台風15号は、昭和40年8月の台風17号以来16年ぶりに関東に上陸した台風だった。
南海上をゆっくり北上していた台風15号は、23日4時過ぎ千葉県館山市付近に上陸した。上陸時の中心気圧は965mbと、大型で並みの勢力だった。台風は上陸後も勢力が衰えず、加速しながら関東地方東部を北上し、仙台・北海道の西海上に抜けた。
この台風は東日本・北日本に影響を与え、関東地方では22から23日にかけての約30時間という比較的短い時間に強雨が降った。特に利根川と鬼怒川の上流山間部では、総雨量300~500mmに達した。
利根川水系は、随所で河岸護岸崩壊、漏水、根固め流出などの被害が生じた。
以下の写真は、台風15号によって増水した利根川及び吾妻川の状況です。
撮影位置図
状況写真
1.吾妻橋より下流方向(渋川市金井付近)
2.刀水橋より上流方向(埼玉県妻沼町付近)