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エムポックス
更新日:2024年2月21日
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どんな病気?
エムポックスは、1970年にザイール(現在のコンゴ民主共和国)でヒトでの初めの感染が確認された、オルソポックスウイルス属のエムポックスウイルスによる感染症で、中央アフリカから西アフリカにかけて流行しています。国内では感染症法上の4類感染症に指定されています。
一般的には発熱や発疹(ほっしん)、リンパ節のはれ等の症状がみられますが、多くの場合、2-4週間で自然になおります。
2022年5月以降、従前のエムポックス流行国への海外渡航歴のないエムポックス患者が欧州、米国等で報告されており、国内でも感染者が確認されました。
感染経路は、感染した人や動物の皮ふの病変・体液・血液との接触(性的接触を含む)が中心です。
エムポックスを疑う症状がある場合には
体の部位に関係無く、発疹や水ぶくれなどがないかどうか注意してください。(特に顔、口、手足、肛門、性器、臀部(尻)での発生に注意してください)
その他、発熱、頭痛などの症状が見られる場合があります。
水ぼうそうなどの他の発疹を生じる病気との区別が難しいことがあります。
エムポックスを疑う症状が見られた場合、最寄りの医療機関に相談してください。
医療機関を受診する際には、マスクの着用や発疹部位をガーゼなどでおおう等の対策をした上で受診してください。
関連情報
- エムポックスの届出基準(厚生労働省)<外部リンク>
- エムポックスとは(国立感染症研究所)<外部リンク>
- エムポックスについて(厚生労働省)<外部リンク>